ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

6 取付形状? 吊タイプハンガについては、配管の熱変位による吊ロッドの振り角度が4゚以内に収まるよう計画します。? 配管に直接溶接される支持金物は、配管と同等以上の材質とし、また、高温配管に取付ける支持金具は使用温度に適合した材料を使用します。  一般的には以下の区分にて選定します。7 支持装置の使用区分配管の熱変位量によって以下のように区分されます。但し、バルブ、機器等集中荷重を支持する場合は、転位荷重を別途評価した上で、荷重変動率を下げる必要があります。8 支持装置の性能特性管系支持装置の性能については、構造上から以下の特性を持っています。8・1 スプリングハンガトラベルの全行程おいて各々設計荷重に対する荷重差は±5%以内とします。8・2 コンスタントハンガトラベルの全行程において設計荷重に対する荷重差は±5%以内とします。8・3 油圧防振器弁閉速度は、1~4mm/sec、発生荷重は定格荷重以上とします。8・4 メカニカル防振器低速走行抵抗力は走行速度1.0mm/sec以下で、定格容量の2%または150Nのいずれか大きい方の値以下とします。9 標準製作仕様9・1 材料材料は原則として、JIS規格材を使用します。ただし、コイルばね材については、一部SAE(Society of AutomobileEngineering)規格品を用います。JIS規格材が適切でない場合には、ASTM規格材を用います。非金属製で製作される機能部品については、設計条件に合致した材料を選択し、可能な限り明確にします。9・2 構造・機能各製品、部品の基本構造及び機能は、このカタログの各製品の項で解説します。尚、構造については、その製品の代表例を表していますので、サイズ番号、容量によって一部異なる場合もあります。9・3 強度全ての製品は、鋼構造設計規準(日本建築学会編)を基本に、各種適用規格に合致するように設計されています。9・4 ねじの仕様ねじは、ISOメートルねじで製作します。9・5 塗装各製品の標準的な塗装仕様はこのカタログの各製品の項で解説します。9・6 その他当社は、上記標準仕様以外の材料、ねじ仕様及び塗装などの特別な御要求にも応じられますので御相談下さい。配管温度T 支持金物材料T ≦ 350℃ SS400、SM400B、S30C 以下350℃< T ≦ 450℃ S45C、SB410、SB480450℃< T ≦ 575℃ SCM435、ASTM A387 Gr22トラベルハンガの区分荷重変動率0 リジットハンガ―10mm 以下スプリングハンガVSA1、VSB111 ~ 20mm 25%以下VSA2、VSB2VSAL2、VSBL2VSA4、VSB421mm~ 40mm VSAL4、VSBL441mm 以上コンスタントハンガ0%10