ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

2. コンスタントハンガ CONSTANT HANGER〈CH〉7 コンスタントハンガの取扱い方法CSH型CSV型CSB型コンスタントハンガは、得意先の指定に適合するように、当社において、すべてにわたり注意が払われ、組立てられており、さらに、十分な性能試験と検査が行われております。各々のハンガ本体は、冷間時位置でロックして発送されます。現地で必要な取付、調整の方法は、下記の要領に従い取扱いください。7・1 構成部品の名称取付、取扱いに際しての部品の名称と位置は代表的なCSH型とCSV型の型式について図2・1および図2・2に示します。図 2・1 CSV型コンスタントハンガ図 2・2 CSH型コンスタントハンガ7・2 取付要領?ハンガ取付要領図(管系支持装置図など)により、ハンガ本体のハンガ番号を確認します。?支持構造物に上部取付金具「ラグまたはブラケットなどのハンガ上部に連結する付属部品)を溶接するかボルトで完全に取付けます。?ワイヤあるいはチェーン等をコンスタントハンガのリフティングラグに掛けて吊り上げ、ハンガの取付金具と連結し完全に締結を行います。?ハンガの下部付属部品とコンスタントハンガのターンバックルを連結し、支持物(管または機器)のサポートレベルを確認します。?ターンバックルにより、支持荷重が安定するまで締付け調整を行います。(注意)?コールドスプリング施工管系のハンガ本体の調整コールドスプリングを取る管系の支持点は、①配管設計位置、②配管の溶接組立時における位置、③配管の最終引締め溶接後の位置にわたって移動するので、移動の大きい個所のハンガはその都度ターンバックルにより調整を必要とします。 ここで垂直配管部のサポートや水平配管においても2本のロッドで吊下しているハンガは、配管の移動により片側のみ荷重が作用する可能性が十分考えられるので、左右の荷重バランスに十分な注意が必要です。?コイルばねに溶接アークを飛ばさないように注意願います。詳細な取扱いは別途発行の取扱説明書を参照下さい7・3 水圧試験または洗浄を行う時の注意事項コンスタントハンガは、ロックピンで回転アームの動きを止める事によりリジット化します。コンスタントハンガの運転状態の支持荷重は内蔵されているコイルばねの圧縮力とバランスしていますが、 水圧テストを行なうときの水重量による過荷重はロックピンで支える為、水圧テストあるいは洗浄を行なう前には取りはずさないように注意を要します。68