ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

3. スプリングハンガ SPRING HANGER〈SH〉①サイズ10を選定した場合設計荷重値の位置を左右スケールで確認すると、↓向きトラベルの余裕ゾーンに入ってます。これは運転時にトラベルの余裕が無くなってしまうことを示しています。②サイズ11を選定した場合設計荷重値を左側スケール(2型用)で見ると、運転時のインジケータ位置は16となります。トラベル量が↓20となるので、冷間時は運転時より20mm上にインジケータがある事になり、4mmのスケールオーバーとなってしまいます。この時、右側スケール(L2型用)を見ると、運転時のインジケータ位置は41となります。冷間時は↓20からインジケータ位置は21となり、その時の荷重は4.26kNとなり、条件を満足します。L2型は、この様に2型をカバーする形に設定されています。4・2・3 荷重変動率のチェック〈ハンガ主要目表〉ハンガ型番VSAL2B-11トラベル↓ 20mm運転時荷重(Wh) 5.21kNインジケータ位置41冷間時荷重(Wc) 4.26kNインジケータ位置21この主要目表から荷重変動率をチェックしてみます。V=│k×Tr│×100(%)Wh=│Wh-Wc│×100(%)Wh=│5.21-4.26│×1005.21=18.2荷重変動率が20%以内の条件を満たす事がわかります。4・3 選定上の注意事項?水圧荷重配管が水圧検査対象ラインの場合は、水圧時試験荷重が負荷容量表の最下部に記載されている「短期許容荷重」を超える事のない様確認して下さい。72