ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

4　選定要領4・1　選定のための仕様?配管解析結果による荷重?配管移動量と方向（圧縮or引張方向）?配管と支持構造物との取合関係4・2　具体的選定手順選定仕様例　①設計荷重　　　　　　W＝50kN　②配管移動量　　　　　Tr＝42（圧縮）mm　③ピン～ピン間距離　　L ＝1,200mm　　　→取付形状から算出4・2・1　定格容量の選定設計荷重を基に定格容量のバリエーションが直近上位の本体を選定します。例題ではサイズ6が選定されます。4・2・2　ストロークの選定配管移動量を基にストロークのバリエーションから許容できるストロークを選定します。例題では100が選定されます。ストローク選定表4・2・3　取付形状の選定配管や機器と建屋間の寸法によって取付形状が決定されます。取付長さの長い箇所には調整代の多くとれるEA、EBタイプを微調整（±25mm）で対応できるものは、FBタイプを使用し、短い箇所にはFA、Gタイプを使用します。例題は寸法表からサイズ6のMIN.長さを超えかつMax以下であることからEAタイプになります。4・2・4　選定上の注意事項対象とする配管径により、使用する油圧防振器本体の最小サイズを制限していますので、選定する上で注意して下さい。※注）SN型のオリフィス弁タイプは製作しておりません。4・2・5　プリセット位置プリセット位置4・3　油圧防振器（オプション）? 定格容量1000kN以上で最大5000kNまで製作できます。? ストローク250mm以上550mmまで製作できます。? 建屋側、配管側の接続金物を仕様に合せて設計、製作できます。※ その他油圧機器及び上記以外の特殊な仕様をお望みの場合は弊社へご連絡下さい。5　製作仕様5・1　性能5・1・1　低速走行抵抗力ピストンロッドを1mm／sec以下の速度で移動させた場合の走行抵抗力は、定格容量の2%又は0.5kNのいずれか大きい値以下です。5・1・2　Lock-up Rate抵抗力が発生する直前のピストンロッドの速度は、1.0～4.0mm／sec内です。5・1・3　Bleed Rate抵抗力を発生しつつピストンロッドが移動する速度は、0.5mm／sec以上です。移動量ストローク100 160 25050以下○ △ △51～110 × ○ △111～200 × × ○○：最適ストローク△：選択可能ストローク×：使用不可管径サイズ管径サイズ～ 5B ～125A 03 18B～24B 36B～10B 150A～250A 06 25B以上612B～16B 300A～400A 1ストローク有効ストローク範囲セット位置ストローク引張側に移動 圧縮側に移動 中間セット100 25～ 75 25 75 50160 25～135 25 135 80250 25～225 25 225 12582