ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

8 油圧防振器の取扱方法当社の油圧防振器は、十分な性能試験と検査が行われ、設計仕様に合った製品として、施工時(冷間時)状態で本体をプリセットし、発送されます。以下、取付手順と取扱いについて示します。8・1 構成部品の名称図に構成部品の代表例を示しますが、配管側、建屋側の状況によって異なりますので取付図によって部品を確認してください。8・2 取付け要領① 取付図によって、構成部品、取付位置を確認して下さい。② 取付図の指定場所にブラケット類を仮付けして油圧防振器軸芯と合わせて下さい。③ 取り付けられたブラケット間のピン~ピンの長さを計測し、コネクティングパイプの長さを調整して下さい。最適挿入代はアダプタの差し込み確認穴で確認できます。④ 防振器本体に取付けてある銘板が必ず天側になるよう確認して、ブラケット類に組み込んで下さい。⑤ 溶接部を本溶接し、インジケータ位置を確認後、プリセットボルトを外して作業は完了です。 8・3 取扱上の注意事項① 保管は室内保管とし、雨露や砂塵を避けて下さい。② 運搬には運搬用アイボルト、台車などを使用し、防振器表面に傷を付けないことと、大きな外力を加えないようにして下さい。③ 防振器本体のそばで溶接作業を行う際は、スパッタ付着防止のために養生して下さい。④ 取付後、防振器を足場としないようにして下さい。8・4 取付長さの処理取付長さが非常に長く選定が不可能な場合は、支持構造物に補助構造物を取付けて、規定内の取付長さに収めて下さい。銘板ストロークインジケータ差し込み確認穴アダプターコネクティングパイプ油圧防振器本体詳細な取扱いは別途発行の取扱説明書を参照ください。4 - 1. 油圧防振器 SN, SNS 型85