ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

4 - 2. 油圧防振器 SHP, R, S 型1 型番表示方法油圧防振器の型番表示は下記の記号を用いて表示しています。1 2 3 4 5 6 7SH P 10 A D R 1002 取付形状のバリエーション図 4-2・1 油圧防振器の代表的使用例3 油圧防振器の発注指示要領油圧防振器の発注に際しては、下記の項目を取りまとめて発注願います。① ハンガ番号または符号② 防振器の品目記号とバルブタイプ③ 所要抵抗力④ 総合トラベル及び冷間時より運転時に移動する方向⑤ 所要ストローク⑥ 取付型式及び周囲温度⑦ オイルリザーバの取付位置⑧ 注文番号注: SHR(オリフィスタイプ)は振動数、振幅(全振幅)を指示願います。付記油圧防振器は設置数において数多くの実績を持っており、性能も安定しています。しかし有機質体(作動油、シール材)を使用しており、メンテナンスが必要です。こうしたメンテナンス負荷を軽減する目的でメカニカル防振器が開発されています。適用条件は油圧防振器と全く同じですが、シール、作動油を用いていないので最小のメンテナンスで使用でき耐久性にも優れています。4 SH型油圧防振器の取扱方法各々の油圧防振器本体は、冷間位置でロックして発送します。4・1 油圧防振器の取付作業手順油圧防振器の取付を図4-2・2に従って説明しますと? 油圧防振器の取付にあたっては、必ず管系支持装置図(油圧防振器)を参照下さい。油圧防振器のそれぞれに取付箇所のハンガ番号を刻印した銘板を付けていますので指定箇所に取付けます。? 所定の部品が揃いましたら、⑥ブラケットを建屋及び梁の指定された位置に溶接します。? 次に管系支持装置に従って⑥ブラケット、①油圧防振器、④ターンバックル、⑤アイボルト、②コネクティングパイプ、⑦パイプクランプを仮に結合します。? ②コネクティングパイプは現地調整品ですので、所定の寸法に調整して溶接します。? 次にブラケット、コネクティングパイプ、ターンバックル、記号区分記号記号の意味1 SH 品目記号2 P.R.SP …POPPET VALVE TYPER …ORIFICE VALVE TYPES …CHECK VALVE TYPE  SHOCK ABSORBERを示す3 10など定格容量記号(サイズ)4 A.B油圧防振器の取付型による。図4-2・1を参照下さい5 D.Sオイルリザーバの型式を示すものでD…DIRECT TYPE(直接型)S …SEPARATE TYPE(別置型)6 C.Rオイルリザーバの取付位置を示すものでC …シリンダカバー側への取付R …ロッドカバー側への取付7 100など油圧防振器の有効ストロークを示す86