ブックタイトルPIPE SUPPORTS 管系支持装置

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概要

PIPE SUPPORTS 管系支持装置

7 メカニカル防振器の発注指示要領メカニカル防振器の発注に際しては、下記の項目をとりまとめて発注願います。7・1 一般仕様① ハンガ番号または符号② 防振器の定格容量、ストローク③ 所要抵抗力④ 総合トラベルおよび冷間時より運転時に移動する方向(引張or圧縮)⑤ 取付形状記号(タイプ)⑥ 取付寸法(ピン~ピン間距離)⑦ 使用環境(放射能レベル等)7・2 特別仕様下記の場合は特別仕様となります。① 設計抵抗力が1000kNを超える場合。 (5000kNまでは試験設備も整っています。)② ストロークが250mmを超える場合。③ 取付寸法がMIN.以下の場合。8 メカニカル防振器の取扱方法当社のメカニカル防振器は、十分な性能試験と検査が行われ、設計仕様に合った製品として、冷間時状態でプリセットして発送されます。以下、取付手順と取扱いについて示します。8・1 構成部品の名称メカニカル防振器の構成部品の名称は、下図に代表的なSMS-Aタイプについて示します。SMSCMS8・2 取付要領① 取付図によって、構成部品、取付位置を確認します。② 取付図の指定場所にブラケット類を仮付けして、メカニカル防振器軸芯と合わせて下さい。③ 取り付けられたブラケット間のピン~ピンの長さを計測し、コネクティングチューブの長さを調整して下さい。最適挿入代は、アダプタの挿入確認穴で確認できます。④ 防振器本体に取り付けてある銘板が、必ず天側になるように確認して、ブラケット類に組み込んで下さい。⑤ 溶接部を本溶接し、インジケータ位置を確認後、プリセットボルトを外して作業は完了です。 8・3 取扱い上の注意メカニカル防振器は、精密機器に属する機器のため、取扱い・保管には特に注意して下さい。① 保管は屋内保管とし、雨露や砂塵を避けて下さい。② 運搬には運搬用アイボルト、台車などを使用し、防振器表面に傷をつけないことと、大きな外力を加えないようにしてください。③ 防振器本体のそばで溶接作業を行う際は、スパッタ付着防止のため養生して下さい。④ 取付後、防振器を足場としないで下さい。インジケータアダプタ メカニカル防振器本体コネクティングチューブネームプレートジャンクションコラムコネクティングチューブネームプレートインジケータメカニカル防振器本体詳細な取扱いは、別途発行の取扱説明書を参照下さい。5. メカニカル防振器95